【フランス語・初級文法】補語人称代名詞(直接目的補語・間接目的補語)を解説!


フランス語の補語人称代名詞(pronoms personnels compléments)は、しっかりと習得しませんと、フランス語では話すことも、聞き取ることも出来なくなってしまいます。

さて、下記が直接目的補語または間接目的補語として用いられる人称代名詞です。

主語

間接

直接

je

me(m’)

me(m’)

tu

te(t’)

te(t’)

il / elle

lui / lui

le(l’) / la(l’)

nous

nous

nous

vous

vous

vous

ils / elles

leur / leur

les / les

 

これらの代名詞はいずれも動詞の前に置きます。
間接補語と直接補語とを2つ並べて使用する場合、次のAまたはBの組み合わせのみ可能で、それ以外は間接補語を 強勢形(本記事では解説しません)にしなくてはなりません。これは上級者でも作文の時につい忘れてしまう事が多いので良く覚えておいて下さい。

フランス語の語順・直接目的語・間接目的語 

 

  1. Il me donne un gâteau. Je le

(彼が私にケーキをくれます。私はそれを食べます。)

  1. Vous prêtez ce livre à Jean? – Non, je ne le lui prête pas.

(あなたはこの本をジャンに貸すのですか?-いいえ、ジャンには貸しません)

→組合わせB

  1. Vous connaissez M. Sato? – Oui, je vous le présente.

(佐藤さんをご存知ですか?ええ、あなたに彼を紹介しましょう)

→組合わせA

*Je vous lui présente. (あなたを彼に紹介しましょう)

 (*の印は非文法的な文を示す)この場合、Je vous présente à lui.となります。

 

  • 中性代名詞(pronoms neutres)
    • le

“il”の直接補語と同じ形ですが、特定の名詞を受けるのではなく、形容詞や節などに関係します。

  1. Jean est intelligent. – Tu l’es aussi.

(ジャンは頭がいいね-君だってそうだよ)

   l’ = intelligent…….属詞

  1. Jean est intelligent, je le crois.

(ジャンは頭がいい。私はそう信じてる。)

le = Jean est intelligent.....直接目的補語

フランス語の直接目的語、間接目的補語は、初級文法でも躓きやすい文法項目の1つですので、まだ習得が出来ていなくても大丈夫です。

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