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本格的にフランス語を学び始めた方、ビジネス利用、翻訳家、通訳などを
目指す方々のための講座です。時事文講読から作文、会話、語彙増強のコラム、
学習相談など満載です。もちろん初心者の方も登録歓迎。


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皆さん、こんにちは。
このメールマガジンは、ポリグロット外国語研究所がお届けする「プロ志向の本格的語学学習者」のための
実践フランス語講座です。
もちろん一般学習者の方にも役に立つ、学習上の貴重なヒン
トが満載です。

====[contents]========================================
1. 時事フランス語講読のクラス(1)
2. ボキャブラリーパワーアップのクラス(1)
3. 作文及び実践会話スキルのクラス(1)
4. フランス語学習なんでも相談室(1)
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1. 時事フランス語講読のクラス(1)
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C'est un veritable paradoxe: la "planete eco" va mal,
mais la "planete internet' continue a aller bien… au moins
dans les magasins. Il suffit de coller le mot numerique
sur n'importe quel appareil pour faire decoller ses ventes.
Le lecteur DVD est desormais equipe d'une fonction
enregistrement, qui va donner le coup de massue final au
magnetoscope. Le monde de l'image est, lui aussi, en pleine
revolution: on trouve maintenant des appareils photo
numerique pour 1000 francs! Les grands du secteurs qui
n'ont pas pris le virage, comme Polaroid ou meme Kodak,
tremblent sur leurs bases.
Dans la musique, on voit apparaitre les premiers
sites de telechargement par abonnement "officiels",
ce qui n'empeche pas les sites pirates de prosperer et
d'avoir collectivement plus de succes que le defricheur
Napster, quand il etait a son zenith. Tous les ordinateurs
vendus en promotion par les hypermarches preuvent
graver des CD, voire des DVD, et cette fonction ne sert
pas qu'a sauver des donnees professionelles… Des dizaines
de milliers de salaries francais recoivent gratuitement des
PC avec abonnement au Net, quand leur entreprise veut
bien ouvrir son portefeuilles, et leurs enfants envahissent
dans les grandes villes des "Internet Cafes" geants, ouverts
jour et nuit. (以下省略)

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2. ボキャブラリーパワーアップのクラス(1)
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英単語との語形比較「法則1」

英語では中世フランス語の発音が残っているため、
 英語で st-, sp-, sc- などの綴りになっているときに
フランス語では、et-, ep-, ec- などになっている
ことが多い。このとき現われるフランス語のアクサン記号は
いわば「昔その後に s 音があったことを暗示している」

さて、それでは次の英単語に対応するフランス語の単語を思
い出せますか。
student strange state stuff
spirit spice spy spinach
scale school scum screen
feast beast forest


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3. 作文及び実践会話スキルのコラム(1)
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今週は実務会話に役立つワンポイント情報です。

フランス語で電話するとき覚えておくと便利なこと

フランス語は1語1語のシラブルが短いので、しばしば聞き
間違いをされやすいですね。
そこで、聞き取りにくい数字を正確に伝えるときには、次の
ような語を足して確認します。

un ....... un tout seul
six ...... deux fois trois
sept ..... quatre et trois
huit ..... deux fois quatre
neuf ..... cinq et quatre
dix ...... deux fois cinq
treize ... six et sept
seize .... deux fois huit
vingt .... deux fois dix

また、名前などの綴りを確認するには、代表的な nom を後
に言い足して確認します。

A ... Anatole B ... Berthe C ... Celestin
D ... Desire E ... Eugene E ... Emile
F ... Francois G ... Gaston H ... Henri
I ... Irma J ... Joseph K ... Kleber
L ... Louis M ... Marcel N ... Nicolas
O ... Oscar P ... Pierre Q ... Quintal
R ... Raoul S ... Suzanne T ... Terese
U ... Ursule V ... Victor W ... William
X ... Xavier Y ... Yvonne Z ... Zoe

自分の名前の綴りは言えるようにしておくといいですね。

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4. フランス語学習なんでも相談室(1)
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【今週の質問1】
フランス語を勉強しています。従属節がある場合、主節が
過去時制になったら、従属節の未来形は条件法現在に変える
と習いましたが、こういう場合、英語では「時制の一致で
will を過去にする」と習います。これは結局同じことなの
でしょうか。

【お答え】
鋭い質問です。少し突っ込んでお話しましょう。

英語国民向けのフランス語の(高度に専門的でない)参考
書、入門書では、フランス語の条件法の活用に would + inf.
や would have + p.p. という訳語が充ててあります。これ
を少し歴史的に経緯を見てみましょう。

条件法はもともと「過去のある時点から見た未来(原則とし
て、今から見たらやはり過去)の出来事」を叙述するための
形式でした。

1) ラテン語の未来形の活用が廃れてしまったので、フラン
ス語では「不定法 + avoir」という形式を新たな未来形とし
て創造しました。これは発想的には英語の have + to inf.
と同じことです。

2) 中世にフランス語が英語に大きな影響を与えた際、未来
形のなかった英語は、助動詞 will(本来フランス語の
vouloir(欲しい、したい)に相当する)と shall(devoir
に相当)を使って未来を表わすようになった。

3) この結果 vouloir にあたる助動詞を欠いた英語は want
(本来「足りない」の意味)という一般動詞をピンチヒッタ
ーに立てた。

4) その結果、現代では皆さんご存知のように(特に米国で
は)、かつてshallが使われたところでもどんどんと will
がはびこっていって、will はほとんど「未来の印」のような
印象を我々に与えているというわけです。

そこで、フランス語の目から英語を見ると、おもしろいこと
がわかります。
A)Je pensais que Paul viendrait ici hier.
を英語でいうと
  I thought that Paul WOULD COME here yesterday.
(これはフランス文法では「直説法過去未来」の意義をもつ
条件法現在です)

次に、
B)S'il faisait beau, j'IRAIS au cinema. は
If it were fine, I WOULD GO to the movies です。
(これは典型的は「非現実話法」の条件法です)

C)それに対して、voudriez-vous me dire …? というフラ
ンス語を逐次的に英語にしようとしてみてください。Would
you want to say me …? なんて言いませんね。 Would you
say me …? で充分です。どうしてでしょう?このwouldは
「(まだ「~したい、欲しい」という意味をもっていた古い時
代のwill) の接続法(=仮定法)」なのですね。

つまり、昔は「条件法」というものが発達していなかったの
で、「接続法」が婉曲語法もカバーしていたのです。上の言い
方はその名残と考えることができます。
ドイツ語ではまだこうした言い方は厳然と残っています。
Das waere besser! もDas wuerde besser sein! も使われま
す。これは英語で逐次訳すると That were better! That'd
be better ということになります。


つまり、英語の would は、フランス語の文法に照らすと、
あるときは「直説法」、あるときは「条件法」、あるときは
「接続法」なのですね。こんなに非体系的では、一般学習者
が混乱するのは無理もないと(個人的には)思います。

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