【5か国語・多言語習得】英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語の同時学習をするメリット

ヨーロッパの5か国語(英、仏、独、伊、西)を習得するメリットは相乗効果

ヨーロッパ言語はそれぞれ、特色がありますが、学習においてどれも相乗効果がありますので、1言語のみを学習されるのは非常にもったいないと言わざるを得ません。

欧州では、フランス語の力は侮れませんし、中南米でのスペイン語の力は圧倒的です。

また、イタリア語は言語人口の少なさにもかかわらず、欧州でも一目(二目?)おかれていますし、学問の分野でのドイツ語の重要性はいささかも揺らぎません。

そして、英語は畢竟「低地ドイツ語」なので、ドイツ語を勉強しない限り英語の本質はわかりません。

5か国語を学習する順番はどの順がいいか?

良くいただくご質問ですが、完結にお答えしますと、

一般には、英>仏>伊>西>独 または 英>独>仏>伊>西となります。

ちなみに、文法においては、

  *文法が整然としているのは 仏、西です。

  *文法がめちゃめちゃなのは 英、伊です。

  *文法は整然としているが語形変化が複雑なのが 独となります。

複数言語の習得により、英語ができるようになるのはなぜか?

英語は、歴史的に、ドイツ語、フランス語、北欧語の折衷言語であることということを思い出してください。

そして、英語の基本語彙はドイツ語、北欧語起源が2:1で語彙全体の30~35%であること。

また、英語の高尚な語彙のほとんど(全体の3分の1)はフランス語ないしラテン語起源であること。

最後に、文法は、独仏折衷なので、他の言語を勉強すると英文法のダブルスタンダードが理解できるようになるため、英語のレベルを飛躍的にアップする効果があるのです。

5か国語習得の時間は、英語習得時間の5倍ではない

  *ドイツ語を例外として、学習時間は加速度的に少なくなります。

  *また、英語とアラビア語のような別系統の言語を2言語を習得するための時間で5か国語を習得できます。

  *もし、英語以外学習経験のない方でしたら、下記が習得の目安となります。

  フランス語 300時間

  イタリア語 200時間

  スペイン語 100時間

  ドイツ語 250時間

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5か国語文法の要点・比較をまとめましたので、ご参考になさってください。 

ドイツ語

英語

フランス語

イタリア語

スペイン語

名詞の性

男女中

男女

男女

男女

不定冠詞複数

des

(dei)

(unos)

定冠詞の代名詞的用法

部分冠詞

du, de la

dei, delle

否定冠詞

kein

de

冠詞の格変化

冠詞と所有形容詞の共起

名詞の格変化

一般概念形

der Hund

-- dogs

le chien

il cane

el perro

一般概念形(物質名詞)

das Wasser

-- water

l'eau

l'acqua

el agua

一般概念形(抽象名詞)

die Liebe

-- love

l'amour

l'amore

l'amore

分量概念形

-- Wasser

some water

de l'eau

(dell')acqua

-- agua

身体部位名詞につく冠詞

定冠詞

代名詞所有格

定冠詞

定冠詞

定冠詞

名詞の複数形

-e /-er /-en /-s

-s

-s

母音交替

-s

類別詞表現での前置詞の有無

不定代名詞+形容詞

 

 

ドイツ語

英語

フランス語

イタリア語

スペイン語

 

活用時の主格人称代名詞

敬称

3・複

2・複

2・複

3・単女

3・単

敬称(複数)

3・複

2・複

2・複

2・複(3・複)

3・複

人称代名詞所有格の有無

補語人称代名詞の位置

動詞の後*

動詞の後

動詞の前

動詞の前

動詞の前

不定人称

man

(you)

on

(si)

(se)

形容詞の名詞への性数一致

所有形容詞の有無

所有表現

所有形容詞

代名詞所有格

所有形容詞

所有形容詞

所有形容詞

疑問形容詞

welcher

what/which

quel

che/quale

que/cual

指示代名詞の遠近

2種類

2種類

1種類

2(3)種類

3種類

副詞的代名詞の有無

疑問文

倒置

倒置

イント・倒置

イント・倒置

イント・倒置

否定文

nicht/kein

not/no

(ne) ... pas

non

no

存在表現

Es gibt 4

There is(are)

Il y a

C'e (ci sono)

Hay

ドイツ語

英語

フランス語

イタリア語

スペイン語

Past の名称

過去

過去

単純過去

遠過去

点過去*

Imperfect の名称

過去

過去

半過去

半過去

線過去*

Present perfect の名称

現在完了

現在完了

複合過去

近過去

現在完了

口語における過去形

現在完了*

過去形

複合過去

近過去*

点過去*

未来形

(werden inf.)

will inf.

inf.+avoir

inf.+avere

inf.+haber

接続法の名称

接続法

仮定法

接続法

接続法

接続法

接続法の名称の原語名

Konjunktiv

subjunctive

subjonctif

congiuntivo

subjuntivo

Conditional mood の名称

(条件法)

(帰納法)

条件法

条件法

可能法*

ドイツ語

英語

フランス語

イタリア語

スペイン語

動詞の活用形の機能

 

 

 

現在の習慣

現在

現在 

現在 

現在 

現在 

進行中の出来事(原則)

現在 

現在進行形

現在 

現在 

現在 

進行形の有無

過去から現在までの継続

現在 

現在完了形

現在 

現在 

現在 

過去の瞬間的出来事(文語)

過去

過去

単純過去

遠過去

点過去*

過去の瞬間的出来事(口語)

現在完了*

過去

複合過去

近過去*

点過去*

過去の習慣(原則)

過去

過去

半過去

半過去

線過去

仮定節内(現在の非現実)

接続法2式

仮定法過去

直説法半過去

接続法半過去

接続法半過去

同 (口語)

条件法現在

仮定法過去

直説法半過去

直説法半過去

接続法半過去

帰結節内(現在の非現実)

接続法2式

帰納法現在

条件法現在

条件法現在

可能法現在

同 (口語)

条件法現在

帰納法現在

条件法現在

直説法半過去

可能法現在

動詞の名詞形

不定法

動名詞/to-inf.

不定法

不定法

不定法

現在分詞の(実質的)有無

X*

動詞の形容詞形(現在分詞)

現在分詞

現在分詞

現在分詞

(Gerundio)

動詞の副詞形(ゲルンディウム)

現在分詞>

現在分詞>

現在分詞>

Gerundio

Gerundio 

 

 

 

Gerondif

 

 

再帰動詞の有無

好き嫌い表現での人の格

3格(与格)

主格

主格(与格)

与格

与格

 

 

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