【ドイツ語・初級文法】不定冠詞の格変化について(名詞の性と格)

ドイツ語では不定冠詞も名詞の性と格によって変化します。
定冠詞と違っている点は、複数形の名詞にはつかないということです。

不定冠詞の変化は、定冠詞の変化を覚えていれば、それほど難しくはありません。下の表を見ていただければ分かるように、男性1格と中性1格・4格を除けば、後の格は各々対応しています。 

 

単数 

複数 

男性 

女性 

中性 

共通 

1. 

ein(アイン)  

(der) 

ein(アイ)e(ネ)    

(die) 

ein(アイン)   

(das) 

ナシ  

(die) 

2. 

ein(アイ)es(ネス) 

(des) 

ein(アイ)er(ナァ)   

(der) 

ein(アイ)es(ネス)  

(des) 

ナシ  

(der) 

3. 

ein(アイ)em(ネム)  

(dem) 

ein(アイ)er(ナァ)   

(der) 

ein(アイ)em(ネム)  

(dem) 

ナシ  

(den) 

4. 

ein(アイ)en(ネン)  

(den) 

ein(アイ)e(ネ)    

(die) 

ein(アイン)    

(das) 

ナシ  

(die) 

 

 

 

 

不定冠詞類(mein類)

不定冠詞と同じ変化をするものには以下のようなものがあります。
但し、不定冠詞には複数がありませんので、複数では定冠詞の変化に従います。

mein(マイン)      私の                           unser(ウンザァ)   私たちの

dein(ダイン)       君の                           euer(オイヤァ)     君たちの

sein(ザイン)       彼の、それの            Ihr(イーア)       あなた方の

ihr(イーア)         彼女の、それの           ihr(イーア)      彼らの、彼女らの、それらの  

(以上所有代名詞)

 

否定冠詞kein

 不定冠詞einの否定の働きをする否定冠詞kein(英語のno)も不定冠詞類です。

Ich(イッヒ) habe(ハーベ) ein(アイン) Buch(ブーフ).  私は一冊の本を持っています。

Ich(イッヒ) habe(ハーベ) kein(カイン) Buch(ブーフ).  私は本を持っていません。

 

以下にmeinとkeinの例を挙げておきます。

 

単数

複数

男性 

女性

中性

共通

1.

mein(マイン)/kein(カイン)

meine(マイネ)/keine(カイネ)

mein(マイン)/kein(カイン)

meine(マイネ)/keine(カイネ)

2.

meines(マイネス)/keines(カイネス)

meiner(マイナァ)/keiner(カイナァ)

meines(マイネス)/keines(カイネス)

meiner(マイナァ)/keiner(カイナァ)

3.

meinem(マイネム)/keinem(カイネム)

meiner(マイナァ)/keiner(カイナァ)

meinem(マイネム)/keinem(カイネム)

meinen(マイネン)/keinen(カイネン)

4.

meinen(マイネン)/keinen(カイネン)

meine(マイネ)/keine(カイネ)

mein(マイン)/kein(カイン)

meine(マイネ)/keine(カイネ)

 

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