「せめて日常会話」の間違いとは? 語学学習とは、どのようなプロセスで上達するのか?
多言語学習のトリヴィウムコースが始まってから何回となく、この問題についてご質問をいただきました。 それで、今回はこの問題について特集いたします。 せめて日常会話ぐらいと思っていませんか? 最近思うことのひとつは、ポリグロットに勉強に来てくれる方々の中に、「語学学習とは会話ができることだ」、と思い込んでいる方がいるということです。
フランス語基礎 1/23(日) 日本時間15:00~17:00
フランス語専門 1/30(日) 日本時間11:00~(※)
スペイン語基礎 1/30(日) 日本時間15:00~17:00
スペイン語専門 2/06(日) 日本時間11:00~(※)
英語文系基礎 2/06(日) 日本時間15:00~17:00
英語文系専門 2/13(日) 日本時間11:00~(※)
イタリア語基礎 2/13(日) 日本時間15:00~17:00
イタリア語専門 2/23(日) 日本時間11:00~(※)
ドイツ語基礎 2/20(日) 日本時間15:00~17:00
スウェーデン語基礎 2/27(日) 日本時間15:00~17:00
ポルトガル語基礎 2/27(日) 日本時間15:00~17:00
※海外在住の方は現地時間11:00~で受講可能です。
翻訳文化花盛りの今日ですが、優れた翻訳者はなかなか育ちません。
その大きな理由のひとつは、我が国の偏った英語教育と国語としての国語(日本語)教育の軽視 です。
他方、インターネットの普及に伴ない、多くの翻訳ツールが市場に出回っていますが、本格的な文学作品や重要なビジネス文書となると、まだまだ使い物になりません。
翻訳業界では二分化が進行しています。優れた翻訳者は引っ張りだこで翻訳会社が奪い合いをしているのに対し、一昔前には多少は仕事が得られた、少し実力が足りない翻訳者は、翻訳ソフトに仕事をとられて仕事を失いつつあります。
こうした状況のなかで、フェアで建設的な意味での「翻訳能力検定試験」の必要性が社会のニーズ として出てきました。この翻訳検定は、マルチカルチュラルな文化を正しく美しい日本語で多くの読者に提供することができる翻訳家を世に輩出することを目的としています。
設立以来50か国語の翻訳にたずさわってきたポリグロット外国語研究所ならではの検定試験です。特に英語以外の外国語の実務翻訳試験としてはわが国で唯一の検定試験です。
解答の判定にあたって、採点官のコメントのほか、
①文法力・読解力、
②日本語記述能力、
③一般社会・専門知識、
の3分野について完成度を評価します。
英語(文系、理系)、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、オランダ語、スウェーデン語、デンマーク語の9か国語の試験を実施します。
2022年冬季は英語文系、フランス語、スペイン語、イタリア語(以上基礎及び専門)、ドイツ語、スウェーデン語、ポルトガル語(基礎のみ)の実施となります。
専門レベル
既に翻訳にチャレンジしようと考えている方を主な対象として、語学的、専門知識の両面で即戦力の翻訳者としてどの程度の実力があるかどうかを判定します。
基礎レベル
語学的にどの程度の翻訳能力があるかを判定します。そのため、課題内容は極端に専門性が高い内容ではありません。初級を一通り終えたぐらいの方でも和訳力に自信のある方も力試しに受験していただけます。
専門語学試験(和訳のみ) 24時間以内に提出。
ただし3時間以内に提出した場合、得点を5%プラス。4時間以内に提出した場合、3%プラス。5時間以内に提出した場合、2%プラス。7時間以内に提出した場合、2%プラス。
10時間超、24時間までは1時間あたり1点の減点。
文系: 文化一般、文化芸術、経済金融、法律(ビジネス契約書)の3問。
理工系: 理工系、医薬系、情報系の3問。
全問記述式。参考書、辞書類、電子手帳型辞書使用などの他、ネット検索も可。
外国語和訳1問(120分)
全問記述式。参考書、辞書類、電子手帳型辞書などの他、ネット検索可。
※3級以上を一応の合格点とします。
50点以下の人は、初歩の文法知識を固めなおし、理詰めに訳読するスキルを習得する必要がある。基礎が固まり、正しい翻訳スキルが身に着けば将来伸びる可能性はあるので、意欲がある人はあきらめないこと。
基礎レベルの各級の目安はこちらです。
試験終了後1か月以内に郵便またはメールで発表します。
・添削付きで答案をお返しします。
・訳例、語句注つきの解説をお送りします。
・きめ細かい評価も付けます。
合格者には合格証明書を送付します。
専門: 18000円
基礎: 7000円
ぜひ、当校の検定で、現在の実力を試し、今後必要な改善点を把握するのにお役立てください。
猪浦道夫(研究所代表): 東京外語大大学院(ロマンス言語学専攻)修了後、伊政府奨学生としてローマ大留学(対照言語学)、研究所代表として長年11か国語の翻訳にたずさわる。DHCの「翻訳コンテスト」審査委員長を務める。「語学で身を立てる」(集英社新書)ほか、「英語の冠詞大講座」(DHC)など、著作多数。
汐見龍暁: 早大政経卒後、仏政府奨学生としてフランス留学。公的金融機関勤務を経て、現在、ビジネスコンサルタント、英、仏、西、伊語で「経済文献の読み方」セミナーを主宰。
矢本麻弥子: 早大政経卒後、フランス留学。法律関係の翻訳・通訳
藤井夕子: 横浜市大仏文科卒、翻訳会社勤務を経て、英、仏の翻訳
露島るりか: フランス語翻訳、教授業
米村郁美: 東京外語大卒。フランス語翻訳・通訳、ビジネスコーディネーター
汐見龍暁: フランス語欄参照
今井祐子: 愛知県大卒後、メキシコにて長年ビジネス通訳、翻訳に携わる
澤田麻弥子: 東京外語大スペイン語科卒、翻訳(医学治療)
財津奈々: 上智大学スペイン語科卒、英、西、伊の翻訳
的場 新: 南山大大学院修了(言語学)、西、葡の翻訳、教授業
田中康平: ボストン大学MBA、外資系企業勤務を経て、現在ビジネス英語教授業
末原睦美: 神戸大学法学部卒、翻訳、文筆業(法律、経済)
三村数允: 外資系医療機器メーカー勤務(研究所長)を経て、
加藤真美: 岐阜大卒、特許翻訳家。特許翻訳スクール「VALENTE」主宰
田澤雅夫: 電気通信大大学院修了(通信工学)、国立ウエールズ大MBA.
後藤まみ: 東京外国語大学大学院修了、コーネル大学、チェンマイ大学にて言語学専攻
野村 明: 立教大経済卒、ヴァーモント州立大MA(英語学)
福島絢子: アンナマリア大卒(音楽療法)、英語翻訳・通訳。
森 敦子: 東京外国語大学イタリア語科卒、文芸翻訳家、伊、英、仏の翻訳(ファッション、フード)
早川伊太郎: 東京芸大卒、東京大学大学院、フィレンツェ大在籍中(美術史専攻)
財津奈々: 上智大学スペイン語科卒、英、西、伊の翻訳
清水美津代: イタリア語、翻訳・通訳
ドイツ語
石坂絢子: 富山大文学部卒後、外国語学校勤務を経て当研究所講師、現在、独、英、伊、仏、西語の通訳・翻訳。
夏海晴子: 国立音大、京都造形大で音楽、美術史専攻。ドイツ語通訳の他、英、仏、伊、北欧諸語の翻訳
君村誠也: 明大商学部卒、ドイツでのメーカー勤務を経てドイツ語翻訳・通訳
諏訪田元哉: 関西学院大学大学院修了、ドイツ語教授業
ポルトガル語
入倉真佐子: ポルトガル語翻訳・通訳、元徳島大講師。
秋永詩麻: ジュイスデフォーラ大学大学院修了(言語学)、ポルトガル語翻訳・通訳、教授業
荻島里香: ブラジル、モザンビークなどで国際交流関係の仕事を経て、ポルトガル語翻訳・通訳
榎本千佳: ポルトガル語翻訳
オランダ語
高橋陽子: 阪大大学院修了(西洋史)、オランダ語翻訳・教授
清原紗枝: 国立音大卒、オランダ語翻訳・通訳
スウェーデン語
猪浦道夫:代表欄参照
夏海晴子: 国立音大、京都造形大で音楽、美術史専攻。ドイツ語通訳の他、英、仏、北欧諸語(オランダ語、スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語)の翻訳
越田十代子: 大学の交換留学生としてヴェクショーでスウェーデン語を学ぶ。スウェーデン語教授
デンマーク語
猪浦道夫: 代表欄参照
村上涼子: 横浜市大卒。デンマーク語翻訳、教授。デンマーク情報サイト En Plats主宰
ノルウェー語
猪浦道夫: 代表欄参照
南田佳奈: 慶大卒、ドイツ語、ノルウェー語翻訳