イタリア語実務翻訳講座(伊和・和伊)
イタリア語の実務翻訳者を目指す方のための養成講座です。翻訳のコツ、専門用語の検索方法など、実際の翻訳作業に欠かせない技術を、当研究所のプロの翻訳者が編集したテキストをもとに、懇切丁寧に添削指導します。
多くの英語学習者を指導してきたポリグロットだからこそ出来る、英語のプロ育成コースです。
このコースは A) 英語を徹底的に初歩からやり直して英語力をきっちりつけたい人、B) 英語の基礎をきっちりやり直して翻訳者になれる実力をつけたい人、を対象にしています。
ポリグロットではこれまで様々な方の英語教材の添削をしてきて、英語ができるようにならない、かなりできるのにどうしてもプロレベルに到達しないといった学習者には次のようなスキルが欠如していることを痛感してきました。
A) 日本語との構造比較を通しての「文型」が使いこなせていない
B) 冠詞の使い方(正確に言えば「名詞句の形態」の決め方)を習っていない
C) 英語の様々な動詞形態(特に現在完了)の使い分けができていない
D) 日本語のテニヲハ(格助詞)と英語の格・コロケーションの比較学習をしていない
E) 意味的なコロケーションのことを習っていない
F) いくつかの文法項目が理解できていない(特に前置詞付き関係代名詞や仮定法など)
G) 語順についての基本的決まりや、そのメカニズムを考えていない
H) スピーチレベルを(会話体の英語と正式な文章語の区別)を考慮していない
I) 英語らしい英語が書けない、またうまく訳せない(上級レベル、日本語能力の問題)
考えてみると、これらはみな、学校文法や巷の会話学校では教えられていないことなのです。ですから、皆さんができないもの無理はないという感じがするのです。
英語の落ちこぼれ生徒だった猪浦先生自身、これらの問題点に気づいたのは、フランス語やドイツ語、さらにはラテン語、言語学、日本語学を学んで、ようやくわかってきたことなのです。そこで、猪浦先生は自分自身が習得したノウハウを真摯に英語に取り組もうとされている方々に100%還元できるメソッドができないものかと考え、このコースを制作するに至りました。
【猪浦式・ポリグロットメソッドの特徴】
最近マスコミなどで、「英語を覚える」という表現をよく耳にしますが、違和感があるのは私だけでしょうか。おそらく、若い人たち、(敢えて言いますが)言語学習にあまり関心のない人たちは、もう違和感を感じなくなっているではないかと想像します。
「丸暗記する」のではなくて、「論理を理解したうえで納得して練習し、身に着ける」というのが、本コースの特徴です。これまで20年近くのあいだ、いろいろな英語教材を制作してきている中で、いつもネックになるのは、個々の学習者が消化不良になっている部分を逐一「局部治療してあげられる」システムがないという点です。巷である程度評価されているメソッドはみなこの点は「慣用であるから理屈抜きで丸暗記する」ということを徹底させているものです。
そこでポリグロットでは、すべての英語の文型をマスターできる教材「CTスキャン」を制作しました。最後の段階として、このスキャンで見つかった皆さんの「患部」を徹底的に治癒するためのドリルを開発することを思いつきました。
ほとんどの英語学習者は、実は中学英語の1~2年の範囲のセオリーが理解できていないのです。この学習範囲のことでウィークポイントがあると、ぐらぐらしている土台の上に家を築こうとしているようなもので、どんなに立派な柱や建材をその上に載せても崩れしまうように、どんなに難しい構文や単語を覚えても正しい英語を運用できるようにはなりませんね。冠詞がいい例です。This is a pen. のレベルで冠詞がちゃんと使えない人は、ビジネスレターを書いても論文を書いても、冠詞は間違え続けるでしょう?
そこで、同僚や教え子の中で、英語が既によくできていた人(大変少ないですが)は、運よく高校や予備校でよい先生に巡り合い、上記のようなことをきっちりマスターしている人か、ほんの一握りの天才的な語学の才能のある人で、そういうことに自分で気づいた人です。因みに、私は珍しいケースで、他の言語(特に、仏、独語)を比較して学んだり、言語学をたまたま学んでおかげで、英文法の難しい点が克服できました。
ですから、たまたまポリグロットのセミナーを何回か聞いてくださって、上述の問題点を克服し、学習法を会得した人は、本当に短期間で飛躍的に英語ができるようになっているのです。そして、英語で正しい学習法を身に着けた人は、フランス語など、第2外国語も非常に上達が速いのです。トリヴィウムコースで成功している人に、もともと英語がきちんとしていた人が多いのは事実ですが、逆に英語にアレルギーをもっていた人で、第2外国語を勉強したときに上述の学習のポイントに気が付き、それを逆に英語にもう一度応用してみたら英語が見違えるように改善した、という人も多いのです。
本コースは、こういう考えに基づいて、コースデザインされているのです。
構成としては、まずは基礎固めプログラムで、英語を徹底的に初歩からやり直して基礎力をしっかりと身につけます。そして、最後の6か月間をそれぞれの専門性を身につけられる形になっています。
なお、どのコースも各科目を個別で受講するよりも割引価格(約20%)となっています。
どうぞお気軽にご相談ください。