本格的なラテン語の通信講座をポリグロット外国語研究所がお届けします。
ラテン語の通信講座の主旨
ラテン語の通信講座をヨーロッパ言語を学習する全ての方に
いうまでもなく、ラテン語とは2000年前の古代ローマの言語です。その後、欧州の文化のすべての源になっている言語です。イタリア語、フランス語ではその語彙の大半がラテン語から来ており、ゲルマン系の英語ですら70%近くの語彙がラテン語起源です。したがって、およそ西洋の言語を勉強する人にとって、ラテン語の知識は教養ある欧米人とのコミュニケーションにおいて必須ともいえるものなのです。幸い、ラテン語は基本的に「会話」は学習する必要がないので、読み書きを通じてじっくりロジックの体操をするに最適の言語です。少しだけかじって途中で挫折しても、他の近代言語の学習にものすごくよい影響が現れます。ぜひこの機会にちょっぴりでもチャレンジしてみませんか。
【通信講座の受講をお勧めする方】
1) 英語や他の言語のプロ(翻訳家、通訳、教師など)を目指す人
2) 英語や他の言語をビジネスで利用するレベルまでマスターしたい人
3) 外国語の学習の仕方に迷っている人、壁にあたっていると思う人
4) 複数の言語を使えるようになりたい人
5) 英語以外の欧州言語の学習に方法論を応用したい人
西欧言語を学ぶにあたり、ラテン語(初級)を学ぶべき理由
ラテン語は楽しく、とても役に立ち、あなたの格を上げます。
1) 今学んでいる言語の語彙が飛躍的に増大し、しかも個々の単語のニュアンスが的確にわかるようになる
2) コロケーションに対する感覚が鋭くなる(というのは、秘密の法則があるからです)
3) 論理的思考力が高まる
4) フランス語の en、イタリア語の ne の不可思議が解決する
5) 英語の時の副詞句になぜ前置詞がいらないことがあるのかがわかる
6) 一見似ていない単語が同根であることがわかる。(例: opus と opera、 octopus と pedal)
7) ラテン語の語法や引用句がわかるようになる。(例: アドリブ、デ・ファクトスタンダード)
8) ドイツ語の etwas Neues がなぜ2格なのか、仏語でなぜ quelque chose de nouveau と de が必要かわかる。
9) 英語の変な文法事項が突然理解できたりする。(例: スピーヌムと....)
10) 西洋の品のよい教養ある友達ができ、(ほんとうに)ビジネス上大きなメリットがある。
受講の流れ
■受付(毎月随時受付)
申込書式に記入の上、お申し込みください。
事務局から折り返し返信いたします。
■テキスト発送
テスト問題は、受講料のご入金確認後、メールに添付してお送りします。郵送をご希望の方はあらかじめお申し出ください(別途郵送料を申し受けます)。
■採点答案返信
答案提出後、原則として一週間程度でお返ししますが、猪浦先生が添削する場合、先生のご希望により、原則として郵送による返信となります。外国在住などでどうしても不都合がありメール添削ご希望の場合は、森本先生が添削いたします。解答テキストには各設問のポイントについての簡単な説明がついています。
■入学金・受講料
入学金 10,000円 受講料 72,000円
■教材制作及び添削者
監修・添削
猪浦道夫(ポリグロット外国語研究所代表)、 的場 新(研究所、古典語研究主任)
制作協力
綾島ふく子、畝村記美代、桑折ノア、三觜泰隆
講座のカリキュラム
改定により若干変更になることがありますのでご了解ください。
主な学習内容
1課 第1格変、1群動詞現在形活用
2課 第2格変、2群動詞現在形活用 etc
3課 動詞 sum、未完了形活用 etc
4課 未来形の活用、sum の派生動詞 etc
5課 完了形活用、第2格変、統辞 etc
6課 過去完了、未来完了、地格 etc
7課 第3格変1類、完了語幹 etc
8課 3群&4群規則動詞、第3格変2類
9課 未来形、第3格変2類、形容詞 etc
10課 受動態、第4&5変格 etc
11課 未完了、未来の受動態、比較表現 etc
12課 完了の受動態、比較、接続詞 etc
13課 命令法、指示詞、統辞、相関語句 etc
14課 指示詞(続)、possum、数詞 etc
15課 人称代名詞、不規則動詞、格の用法 etc
16課 関係代名詞、副詞の級、fero etc
17課 疑問詞、非人称動詞、対格 etc
18課 不定法(能動、受動)、奪格 etc
19課 デポーネンス、不定代名詞・形容詞、与格 etc
20課 分詞、未来不定法、絶対奪格、属格 etc
21課 接続法の諸時制 etc
22課 ゲルンディウム、スピーヌム、ゲルンディーウム
23課 様々な従属文、仮定文 etc
24課 間接話法、不完全動詞 etc