金融経済英語・フランス語・イタリア語・スペイン語 翻訳演習
金融経済分野の文章を徹底的に理解するスキルをつける演習です
【趣旨】
ことば、外国語がわかる、使えるということは、文を理解することにすべてが始まります。文を正確に理解できることは、それ自体が大切ですし、さらに聞く、書く、話す、そして翻訳の基盤となります。
この講座は、金融経済関係を題材に、文章をロジカルに理解するスキルを身につけるための演習をやります。課題文を金融経済分野にしたのは、実務翻訳のニーズが非常に高いからです。というのも、この分野は、内容の抽象度が高く、したがって自動翻訳が難しく、かつ誤訳は金銭的損失にも直結するために、優秀な翻訳家による訳出が欠かせないからです。もちろん、ビジネス英語・フランス語・イタリア語・スペイン語の基礎固めとしても最適です。
【指導方針】
最初に徹底した文の解析を行い、文の内容を、フィーリングではなく、正確に理解していきます。そのうえで、訳文をこなれた日本語に推敲していく演習をやります。このプロセスは、たんなる受け身のインプットではなく、英文に働きかけ、対話するとてもアクティブなプロセスです。こうしたスキルを体得し、自分自身で使えるようになることが目標です。あわせて、課題文で扱う金融経済事象についても適宜解説します。
【講師】汐見龍暁(しおみたつあき)
早大法卒。フランス政府給費留学生としてフランス留学。長年の金融機関勤務を経て、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語の経済金融翻訳家・企業研修講師を務める。ポリグロット外国語研究所フェロー。「フィーリング」外国語とは対極の、豊富なビジネス経験も織り込んだ徹底的に「わかる」外国語講座で定評。
【受講料】¥6,000